増え続ける野良猫たち…命の危機を救う保護活動に密着！

素っ気がなかったり、愛らしい仕草で甘えてきたり。気まぐれで、マイペースな猫のいる暮らしには、たくさんのかわいいと幸せがあふれています。一方で、社会的・経済的な理由から不幸な猫が生まれ、必要な医療を受けられず人知れず命を落とす猫や中には殺処分の対象となってしまう猫がいます。
ピースニャンコは、そんな悲しい運命から猫を守るため、ご賛同くださるチームメンバー（保護猫ボランティア）への医療支援を軸に、譲渡促進に取り組んでいます。

今回ご紹介する活動の舞台は、山間部に広がる、とある場所。「過酷な環境で猫たちが暮らしている」という情報を受けたピースニャンコのチームメンバーの一人「GOGO groomers」の代表 猪野さんは、現場に向かうことになりました。

過酷な環境で生きる野良猫たちを救いたい！

飼い主のいない猫たちに、餌をあげる人だけがいて、当初数頭だったであろう猫が20〜30匹に増え続け、山の入り口付近から降りてきて道路に出てしまい、交通事故に遭っているという危険な状態でした。

警戒心の強い野良猫たち

そんな厳しい現実と、猪野さんの熱い想いが交錯します。
「見過ごせない」「なんとかしてあげたい」
その一心で、猫たちに歩み寄る猪野さん。

警戒心の強い猫たちに、根気強く、優しく声をかけ、捕獲器へと誘導していきます。しかし猫たちは気配を察知すると素早く逃げてしまい、簡単に捕獲できるわけではありません。

それでも諦めずに、ご飯を置いて少しずつ角度を変えたり、絶妙な距離感を保って、猫たちが近づいてくるまでじっくり待ちます。諦めずに向き合うその姿からは、1匹でも多くの命を救いたいという、強い意志が伝わってきます。

外で生活する野良猫たちの過酷な現実

外の世界には、猫たちにとって危険が溢れています。寒い冬や暑い夏、交通事故や病気のリスク、縄張り争いなど…外で暮らすことは、猫たちにとって想像以上に過酷であり、多くの猫たちが人知れず苦しみ、命を落としている現実があります。保護活動は、そんな猫たちを、過酷な環境から救い出す、希望の光なのです。

1匹でも多くの猫たちが、温かい家庭で生涯愛される未来を信じて、チームメンバーとともにピースニャンコはこれからも活動を続けていきます。

この活動の現場に密着した動画をぜひご覧ください。

⇒ ピースニャンコTV

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