保護猫ってどんな猫?
2026.01.09
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子猫を保護したらどうする?拾った直後の保温から新しい家族探しまで徹底解説

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道端や自宅の庭で、小さく震えている子猫を見つけたら、どうすればいいのか戸惑ってしまいますよね。「助けてあげたいけれど、自分にできるだろうか」「まず何をすればいいの?」と不安になるのは当然のことです。

この記事では、子猫を保護した直後に取るべき行動から、その後のケア、そして新しい家族探しまでの一連の流れを解説します。まずは落ち着いて、目の前の小さな命を守るための一歩を踏み出しましょう。読み終わる頃には、今すぐやるべきことが明確になり、子猫のために自信を持った行動ができるはずです。

この記事を読むと分かること

子猫を見つけたら?保護する前の確認事項

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子猫を見つけたとき、すぐに抱き上げたくなる気持ちは分かりますが、まずは周囲の状況を冷静に確認することが大切です。安易に手を出すことが、かえって子猫のためにならないケースもあるからです。ここでは、保護する前に確認すべき2つの重要なポイントをお伝えします。

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親猫が近くにいないか確認する

子猫が一匹でいても、必ずしも捨て猫や迷子とは限りません。親猫が食料を探しに出かけている場合や、引越しの最中で一匹ずつ運んでいる途中である可能性も考えられます。もし親猫が近くにいる場合、人間が触れることで子猫に人のにおいが付き、親猫が警戒して育児放棄をしてしまうリスクがあります。まずは少し離れた場所から、時間を置いて静かに観察してみましょう。数時間経っても親猫が戻らない場合や、雨に打たれてぐったりしている場合などは、保護が必要なサインです。以下の表を参考に、状況を判断してみてください。

状況判断の目安推奨される行動
子猫が綺麗でふっくらしている親猫がお世話をしている可能性が高い遠くから見守る・手を出さない
子猫が汚れて痩せている親猫とはぐれている・育児放棄の可能性がある保護を検討する
雨や寒さで震えている生命の危険がある緊急事態速やかに保護する
交通量が多い場所にいる事故の危険性が高い安全な場所へ移動・保護する

子猫の外見や周囲環境の観察で、今すぐに保護すべきかどうかの判断がつきます。もし親猫が戻ってくる気配があれば、そっとその場を離れるのが最善の選択となることもあります。

怪我や衰弱がないか観察する

保護が必要だと判断した場合でも、すぐに素手で触るのは避けたいところです。子猫が怪我をしていたり、感染症にかかっていたりする可能性があるからです。また、怯えた子猫が噛みついたり引っ掻いたりすることもあります。まずは子猫の様子をよく見て、目ヤニが出ていないか、鼻水が出ていないか、出血や歩き方に異常がないかを確認してください。もし明らかに衰弱している場合は、一刻を争います。タオルや厚手の手袋を使って優しく保護し、すぐに動物病院へ連れて行く準備を始めましょう。

子猫を保護した直後の応急処置

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子猫を無事に保護できたら、最初に行うべきは「保温」です。生まれたばかりの子猫は自分で体温調節ができず、体が冷えると急速に命の危険が高まります。ここでは、保護直後の最も重要なアクションである保温と、病院への受診について解説します。

何よりもまずは「保温」する

子猫にとって寒さは大敵です。「ミルクをあげるのが先では?」と思うかもしれませんが、体が冷え切った状態でミルクを飲むと消化不良を起こし、最悪の場合は命を落とすこともあります。まずは体を温め、体温を上げることが最優先事項です。具体的な保温方法として、使い捨てカイロやお湯を入れたペットボトルを活用します。これらをタオルやフリースの毛布などで包み、子猫の体や箱の中に置いてあげてください。ただし、直接肌に触れると低温火傷をする恐れがあるため、必ずタオル越しに温めるよう注意しましょう。体が温まり、口の中がピンク色になって元気が出てきたら、次のステップに進む準備が整った合図です。

体が温まったら動物病院へ連れて行く

体が温まったら、できるだけ早く動物病院へ連れて行きましょう。見た目は元気そうでも、ノミやダニ、お腹の寄生虫、あるいはウイルス感染症を持っている可能性があります。外見では判断が難しく、特に先住猫がいるご家庭では感染を防ぐためにも受診が必須です。病院に行く際は、事前に電話で「子猫を保護した」と伝えておくとスムーズです。受診時には、保護した場所や時間、排泄の有無などを獣医師に伝えると診断の助けになります。移動中は子猫が逃げ出さないよう、洗濯ネットに入れた上でキャリーバッグや蓋つきのダンボールに入れるのが安全です。

自宅でのお世話と環境づくりの方法

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動物病院での診察を終え、自宅に連れ帰った後は、子猫が安心して過ごせる環境を整える必要があります。特に生後間もない子猫のお世話は、人間の赤ちゃんと同じように手がかかりますが、成長を感じられる喜びもひとしおです。ここでは、自宅での具体的なケア方法について解説します。

安全な隔離スペースと寝床を用意する

子猫を家の中で自由に動き回れるようにするのは危険です。小さな隙間に入り込んだり、電気コードをかじったりする事故を防ぐため、まずはケージやダンボール箱を使った限定的なスペースを用意しましょう。特に先住猫がいる場合は、感染症予防と相性の確認ができるまで、完全に別の部屋で隔離期間を設けるのが鉄則です。寝床は、保温性が高く落ち着ける場所を作ります。ダンボール箱の中にペットシーツを敷き、その上に柔らかいタオルやフリースを重ねると良いでしょう。汚れたらすぐに交換できるよう、タオルは何枚か用意しておくと便利です。以下の表に、快適な寝床作りに必要なアイテムをまとめました。

アイテム役割・用途選び方のコツ
ケージ・サークル行動範囲を制限し安全を確保子猫の頭が抜けない網目のもの
ダンボール箱簡易的な寝床・保温スペース深さがあり、蓋ができるもの
ペットシーツ排泄物の処理・汚れ防止吸水性が高く交換しやすいもの
湯たんぽ・ヒーター持続的な保温ペットボトルまたは湯たんぽで代用可

子猫は暗くて狭い場所を好む傾向があります。箱の上半分をタオルで覆うなどして、薄暗く落ち着ける空間を作ってあげると、安心して眠ってくれるでしょう。

子猫用ミルクを与える

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子猫には必ず「子猫用ミルク」を与えてください。人間用の牛乳は成分が異なり、子猫が分解できない乳糖が含まれているため、下痢を引き起こす原因になります。ペットショップやホームセンター、動物病院で粉末または液体タイプの子猫用ミルクを入手しましょう。ミルクを与える際は、哺乳瓶やシリンジ(針のない注射器)を使用します。子猫をうつ伏せの状態(お腹を下にした姿勢)にし、頭を少し持ち上げて飲ませるのが正しい姿勢です。人間の赤ちゃんのように仰向けで飲ませると、ミルクが気管に入って肺炎を起こす危険があるため絶対に避けてください。ミルクの温度は人肌程度(38度前後)が適温です。飲み終わった後は、背中を優しくさすってゲップをさせてあげましょう。週齢ごとのミルクの頻度や量は商品によって異なりますが、目安として生後1週齢(~7日)までは2〜3時間おき、生後2週齢(8〜14日)は3〜4時間おき、それ以降は4〜5時間おきの授乳が必要です。

【関連記事】子猫にミルクを与える方法は?正しい量・頻度から注意点まで解説

排泄の介助をする

生後3〜4週齢くらいまでの子猫は、自力で排泄することができません。母猫が子猫のお尻を舐めて刺激し、排泄を促す習性があるため、保護主がその代わりをする必要があります。授乳の前後や寝起きに、排泄のお手伝いをしてあげましょう。具体的な方法は、ぬるま湯で湿らせたティッシュやコットン、ガーゼなどを使い、肛門や尿道口周辺を優しくトントンと刺激することです。強くこすりすぎると皮膚がただれてしまうので、あくまで優しく刺激を与えるのがポイントです。おしっこは毎回出ることが多いですが、うんちは1日1回程度出るのが目安となります。排泄物は子猫の健康状態を知る重要なバロメーターです。下痢をしていないか、便の色や硬さは正常かなどを毎回チェックしましょう。自力で排泄できるようになれば、猫用トイレと砂を用意してトレーニングを始められます。

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子猫を保護した後の対応は?

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子猫の緊急ケアが一段落したら、この先その子をどうするか、長期的な視点で考える必要があります。「自分で飼う」「新しい家族を探す」「保護団体に相談する」という3つの選択肢がありますが、それぞれのメリットや注意点を理解し、子猫にとってもご自身にとっても最善の選択をしましょう。

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自分で家族として迎える

もし環境が許すのであれば、あなたがそのまま家族として迎えるのが、子猫にとって最も負担の少ない選択肢と言えます。保護したその時からすでに絆が芽生えていることも多いです。ただし、猫は15年〜20年生きる動物です。終生飼育ができるか、経済的な余裕はあるか、家族の同意は得られているかなどを冷静に検討する必要があります。また、旅行に行きにくくなることや、毎日の世話、将来的な医療費などの責任も伴います。それらを受け入れた上で「この子を幸せにする」と決断できるなら、これほど素晴らしいことはありません。あなたに助けられた命は、かけがえのないパートナーとなるはずです。

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新しい家族を探して譲渡する

事情があって自分で飼えない場合は、新しい家族を探すことになります。親戚や知人、友人に声をかけるのが最も安心ですが、見つからない場合はSNSや新しい家族募集サイトを活用するのも有効な手段です。動物病院にポスターを貼らせてもらうのも良いでしょう。新しい家族を探す際は、必ず相手が信頼できる人物かを見極めることが重要です。残念ながら、虐待目的や転売目的で子猫を引き取ろうとする人も存在します。譲渡の際は、飼育環境の確認や身分証の提示、譲渡契約書の取り交わしなどを行い、慎重に進めることをおすすめします。以下の表は、譲渡トラブルを防ぐためのチェックポイントです。

確認項目具体的な内容目的
飼育環境ペット可物件か脱走防止対策は万全か安全な飼育の確保
家族構成家族全員の同意があるかアレルギーはないか飼育放棄の防止
譲渡費用ワクチン代などの実費負担を了承してくれるか金銭トラブルの回避
身分証明免許証などの提示とコピー提出をしてくれるか身元の確実な把握
連絡手段譲渡後も定期的に写真などで報告をくれるか安否確認の担保

条件をクリアし、心から子猫を大切にしてくれる人と巡り会えるよう、粘り強く探しましょう。

保護団体に相談する

自分で新しい家族を探すのが難しい場合や、子猫の状態が悪く専門的なケアが必要な場合は、地域の動物愛護団体や保護猫ボランティアに相談する方法もあります。ただし、多くの団体はすでに手一杯の状況であることが多く、すぐに引き取ってもらえるとは限りません。「丸投げ」するのではなく、「一時預かりは自分がやるので、新しい家族探しのアドバイスが欲しい」「医療費は負担するので協力してほしい」といった姿勢で相談すると、協力してもらえる可能性が高まります。保護団体はプロフェッショナルですので、適切なアドバイスやサポートを受けられる心強い存在です。

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子猫を保護する際に知っておきたい注意点

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子猫を保護することは、一つの命に対する責任を持つということです。トラブルを避け、円滑に保護生活を送るために、法的な届け出や家庭内での注意点を知っておきましょう。疎かにすると、後々大きな問題に発展することもあります。

迷い猫の可能性をふまえ警察や保健所へ届け出をすること

拾った猫は法律上「拾得物」として扱われることがあります。万が一、迷い猫で飼い主が探している可能性もゼロではありません。トラブルを防ぐためにも、最寄りの警察署に「猫を保護しました」と拾得物の届け出をしておきましょう。また、お住まいの地域の動物愛護センターや保健所にも連絡を入れておくことをおすすめします。迷い猫の問い合わせが来ているかもしれないからです。もし元の飼い主が現れた場合でもスムーズに対応できますし、保護した正当性を主張できます。

先住ペットとの接触はしばらく徹底して避けること

すでに犬や猫を飼っているご家庭では、先住ペットへの配慮が不可欠です。保護したばかりの子猫は、猫風邪やパルボウイルスなどの感染症を持っている可能性があり、先住ペットにとって命取りになることや、ノミやダニが移ってしまうリスクもあります。動物病院での検査とワクチン接種が完了し、獣医師から「一緒にして大丈夫」という許可が出るまでは、絶対に接触させないようにしてください。部屋を分けるのはもちろん、お世話をした後は手洗いや着替えをするなど、徹底した隔離が必要です。先住ペットにとっても、突然の侵入者はストレスになりますので、時間をかけて慎重に対面させることが、お互いの幸せにつながります。

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まとめ

子猫を保護することは、勇気のいる行動であり、一つの尊い命を救う素晴らしい決断です。突然の出来事に不安を感じることもありますが、以下のポイントを押さえておけば、確実に子猫の力になることができます。

・親猫がいないか、緊急性があるかを冷静に判断する
・ミルクの前にまず体を温めることが命綱
・見た目が元気でも、動物病院による寄生虫や感染症のチェックは必須
・隔離スペースを作り、必ず「子猫用ミルク」を与える
・将来的に自分で飼うか、信頼できる新しい家族を探すか早いうちに検討する

あなたの「助けたい」という優しい気持ちと行動が、目の前の小さな命の未来を繋ぎます。大変なこともあるかと思いますが、その分だけ得られる喜びや感動も大きいはずです。この記事が、あなたと子猫の第一歩を支える手助けになれば幸いです。

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