「2025有田陶器市」 猫作家のご紹介

■伝統と猫への想いが紡ぐ、特別な展示会
このたびの「伝統工芸が、猫を守る」では、猫を愛する13人の作家たちによる、心あたたまる作品を展示いたします。手仕事のぬくもり、伝統の技、そして猫たちへの深い愛情がひとつになった、特別なコレクションです。
今回の開催にあたり、直前のお声がけにもかかわらず、快く、そして丁寧にご対応くださった作家の皆さまに、心より感謝申し上げます。皆さま共通するのは、何よりも猫と伝統工芸を愛する気持ちです。作品に触れれば、作家それぞれの猫への想いが、自然と伝わってきます。このチャリティーイベントでの収益は、佐賀県獣医師会小動物部会の協力事業として避妊去勢手術など、保護猫活動を支えるための費用にあてられます。
■参加作家一覧(敬称略・順不同)
【方丈出展作家】
会場となる方丈のメイン展示「異人展」。出展作家は、皆猫好きです。4名の作家さんの猫作品を提供いただきました。
- 大友窯
ロックと陶芸を融合させた髑髏の作品を制作。実は猫好きという一面もあり、ロックでかわいい猫作品を提供いただきました。 - 福楽雀(ふくらすずめ)
唐絵風の染付が素敵な、そろいの小皿とそば猪口。今回の陶器市では、同じ会場にて、種から育てたサボテンの販売も行います。猫と植物を愛する、粋な作家さんです。 - 赤絵屋椿(あかえやつばき)
細密な絵付けを得意とする、有田の伝統工芸士。近年はろくろも自らひき、高尚な独自の美の世界を作り上げています。 - SHIN KOYAMA(特別協賛)
方丈オーナーでもあり、世界的に活躍している現代アート作家。エロスなど、人間の根源的テーマを扱う作品が多いですが、実は猫を飼い、猫をモチーフにした作品も多数手がけています。
【猫好き協力作家】
有田で活躍する猫作家の作品を集めました。独自に猫イベントに参加することはあるそうですが一堂に会するのは今回が初めて。多彩な表現をお楽しみください。
- コトナ
磁器土と色呉須でキマグレに小物制作をしています。kotonaとはフィンランド語で“自宅で”の意味。自然体で心地よく、暮らしを彩るものづくりを目指しています。 - とらんち
猫を愛し、有田の染付猫作家といえばこの方。流れるような染付線が美しい作風が魅力です。今回は初期の豆皿など、珍しい作品もご提供いただきました。とらちんのお母さんによるそば猪口も併せて展示します。 - 白須美紀子
有田の女性初のロクロの伝統工芸士。クリーム色の虎猫を飼っている大の猫好き。お母さんが作ったネコ愛溢れる、猫の置物も併せて展示します。 - 両右エ門窯
当代17代目を数える、有田創業当時に招聘(しょうへい)された韓国陶工の一族。磁器と陶器の両方を手がけています。有田駅にも店舗があり、大きな猫皿はこちらでご購入いただけます。 - フラワーズ
初日でほぼ完売するという、有田でも超人気の猫作家。泉山に店舗を構えています。また、猫支援活動も独自に行うなど、本当に猫を愛する作家さんです。ピースニャンコの缶バッジも制作いただきました。 - 秋月千草(久保田稔製陶所)
有田の絵付伝統工芸士。頼れるお母さんのような存在で、今回は猫のカップ&ソーサー2客を無償でご提供いただきました。
【オリジナル商品企画窯元】
佐賀ニャンプロジェクトとして、陶器市では作品のお披露目会を行います。ピースニャンコだけのオリジナル商品です。展示のみとなりますが、皆さまのお手に届けられるよう只今準備中です!
- 玉峰陶園(銀河釉 玉峰窯)
YouTubeフォロワー数10万人を誇る「猫と陶芸家」。全国にファンを持つ玉峰陶園が、猫支援に協力!銀河釉のピースニャンコ限定商品をご紹介します。 - 喜鶴製陶
有田の造形・絵画作家。イタリアで学んだ独自の世界観と確かな技術力が魅力です。陶器市ではマグカップやフィギュア、絵画を展示します。
🐈猫の商品開発について詳しくは>>こちら
■開催要項
伝統工芸が、猫を守る ピースニャンコ・チャリティーイベント
【期間】
2025年4月29日火曜日~5月5日月曜日 9:00-17:00
【会場】
江戸町屋 方丈 (住所:佐賀県西松浦郡有田町中の原1丁目2−28)
「伝統工芸が、猫を守る ピースニャンコ・チャリティーイベント」では、佐賀県の伝統工芸品を用いたオリジナル商品を紹介しながら、“猫×伝統工芸”の新たな可能性を探ります。
どちらの分野も熱心なファンに支えられてきた世界ですが、このコラボレーションによって、これまでにない形の支援や、社会課題を知る新たな入口が生まれるかもしれません。
猫好きさんも、工芸好きさんも、きっと楽しめるイベントです。皆さまのご来場を心よりお待ちしております!