PeaceなNyankoたち
2025.05.06
2025.05.07

生まれたばかりの子猫たちーその命と向き合う

小さな体で走り回ったり、じゃれ合ったり、愛らしさがあふれる子猫たち。しかし時に母猫が出産後から育児をせず、保護される命もあります。この背景には避妊去勢をしない多頭飼育などが影響していることも少なくありません。そんな悲しい運命から猫を守るため、ピースニャンコはご賛同くださるチームメンバー(保護猫ボランティア)への医療支援を軸に、譲渡促進に取り組んでいます。

今回、ピースニャンコのチームメンバーの一人である「GOGO groomers」の代表、猪野わかなさんが生まれたばかりの子猫2匹を預かりました。その命から考える動画を紹介します。

生まれたばかりの命

多頭飼育の現場で生まれた子猫たち。母親が全く面倒を見ずに育児放棄されていた生後3日の白猫とサビ猫を保護しました。
子猫たちはどちらも80gもなく、少しだけ大きい白猫はどうにか少しずつでもミルクを飲みますが、小さな体のサビ猫は上手に飲むことができません。

 

猪野さんは昼夜を問わず3時間ごとにミルクと排泄のお世話を続けますが、サビ猫はどうしても飲むことができません。口に入れても鼻から出てきてしまい、口と鼻がつながっている口蓋裂があることが分かりました。避妊去勢をせずに同じ場所で多頭飼育をすると、繁殖し続けて血が濃くなり、それが生まれてくる子が弱かったり小さかったりする要因の一つでもある、と猪野さんは話します。

避妊去勢をして責任を持つことの大切さ

ミルクを飲むことができなかったサビ猫は残念ながら2日後に息を引き取りました。
避妊去勢せず無責任に増やし続けることで、この子たちのようにせっかく生まれてきたのに苦しむ命があります

 

白猫はミルクを順調に飲み、すこしずつ体重も増えました。14日後には目が開き、歩き始めます。そして27日目。白猫には新しい家族が見つかりました。新しい生活が、まもなく始まります。


小さな身体で生まれた2匹の子猫たち。虹の橋を渡っ・ていったサビ猫の分まで、白猫は、きっと幸せになると信じています。

 

⇒ ピースニャンコTV

多頭飼育崩壊の現場は避妊去勢もされていないため、出産しても母猫の状態が悪い、育児をしない、また血が濃いために生まれてくる子猫に先天性心疾患があるなど深刻な状態のことが多く、今すぐに解決しなければならない問題です。

このような現場で保護を必要とする猫は増え続けており、医療費の負担も大きな課題です。皆様の温かいご支援が、一匹でも多くの猫を救う力となります。どうかご協力をお願いいたします。

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