保護猫ってどんな猫?
2025.02.07
2025.03.11

『捨て猫』を保護する方法は?見つけたらまずすべき5つのこと

突然、外出先で弱った捨て猫に出会ったとき、どうしたらいいか戸惑うことはありませんか?その場での正しい行動が、小さな命を救うことにつながります。本記事では、捨て猫を安全に保護し、適切なケアを提供するための手順をわかりやすくお伝えします。

目次

捨て猫を見つけたらまず確認するべきこと

捨て猫を発見した場合、最初にすべきことは冷静に状況を判断することです。焦らず、以下のポイントを確認しましょう。

猫の健康状態を確認する

捨て猫が健康なのか、それとも怪我や病気を抱えているのかを見極めることが重要です。

  • 動きや鳴き声:元気がない、動けない場合は急を要する可能性があります。
  • 怪我や病気の兆候:目やに、皮膚の異常、呼吸の乱れが見られる場合は速やかに獣医師に相談しましょう。

周囲の状況を確認する

捨て猫がどのような場所にいるのかを観察し、安全確保を考えます。

  • 親猫が近くにいないか:子猫の場合は、親猫が餌を探しに行っている可能性もあります。距離を置いて観察することで、本当に捨てられた猫かどうか判断できます。
  • 危険な場所ではないか:交通量の多い道路や危険な場所であれば、安全な場所へ移動させましょう。

捨て猫の種類を理解する

捨て猫なのか、野良猫なのかを見極めることも大切です。

  • 野良猫との違い:野良猫と捨て猫は似ている場合がありますが、捨て猫は人間に慣れていることが多いです。
  • 声や仕草の観察:捨て猫は人を求めて鳴いていることが多いです。状況に応じて対応を考えましょう。

捨て猫を保護する際の手順

捨て猫を安全に保護するためには、以下のステップを踏みましょう。

適切な道具を準備する

捨て猫の保護には、いくつかの道具が役立ちます。

  • 毛布やタオル:猫を抱える際に安心感を与え、怪我から守ります。
  • 箱やキャリーケース:一時的な移動用に使用します。
  • 餌と水:すぐに与えられるように準備しておきます。

猫を移動させる

保護したい猫を安全な場所に移動させる方法を知っておきましょう。

  • 優しく抱き上げ、箱やキャリーケースに入れます。無理に触ると猫が恐怖を感じる可能性があるため、ゆっくりと行いましょう。
  • 車で移動する際には、猫が安心できるよう、毛布で覆って静かな環境を作りましょう。

獣医師に相談する

捨て猫が健康なのか、また必要な治療は何かを確認するために、獣医師の診察を受けることをおすすめします。

  • 健康状態の確認のため、可能であればすぐに動物病院へ電話で連絡をした上で連れて行きましょう。基本的に費用は保護した方が負担することが前提になります。
  • 子猫の場合、特に感染症に注意が必要です。獣医師から必要な予防接種や治療を受けてください。

保護後に準備する環境とケア

保護した後は、猫が安心して過ごせる環境を整えることが大切です。

居住スペースの準備

猫が安心できる場所を作り、ストレスを最小限に抑えることが重要です。

  • 静かで安全な場所を確保する。
  • 毛布や柔らかい寝床を用意する。
  • 猫が隠れられるスペースも作ってあげると安心します。

食事と水分補給

猫の健康を維持するためには、適切な食事と水分補給が必要です。

  • 子猫の場合:猫用ミルクを与えます。人間用の牛乳は適していません。
  • 成猫の場合:消化に良いキャットフードを与えましょう。
  • 水分補給:新鮮な水を常に用意しておきましょう。

衛生管理

猫と共に暮らすためには衛生面の管理が欠かせません。

  • トイレを用意し、清潔を保つ。
  • ノミやダニのチェックを行い、必要に応じてケアを実施。
  • 定期的に寝床やトイレを掃除し、感染症を防ぎます。
  • 衛生面での注意点として、猫に触れた後は手を洗い、他のペットや家族への感染症のリスクを避けましょう。

心のケアを忘れずに

捨て猫は過去の経験からストレスやトラウマを抱えている場合があります。

  • 捨て猫は人間に虐められるなどしたトラウマを抱えている場合があります。優しい声で話しかけたり、無理に近づかずに信頼関係を築くことが大切です。
  • 猫が新しい環境に慣れるまで、忍耐強く見守りましょう。

捨て猫の里親探しや保護団体への相談

捨て猫を保護した後、里親を見つけることも選択肢の一つです。

里親探しの進め方

捨て猫の新しい家族を見つけるために以下の方法を試しましょう。

  • SNSや専用プラットフォームで新しい飼い主を探します。
  • 写真や性格、健康状態などの情報を詳しく掲載しましょう。
  • 面談や訪問を通じて、里親が適切な環境を提供できるか確認します。
  • 念のため、譲渡契約書を作成し、双方の責任を明確にすることでトラブルを防ぎます。

保護団体の活用

保護団体に相談することで、専門的なサポートを受けられる場合があります。

  • 地元の保護団体に相談することで、保護猫に理解のある動物病院の紹介や里親探しの支援を受けられる場合があります。
  • 保護団体が開催する譲渡会に参加するのも有効な手段です。

ネットワークを活用する

地域のコミュニティを活用して里親探しを効率的に進めましょう。

  • 地域の動物愛護活動家や団体とのつながりを活かして、広範囲に里親を探します。
  • 口コミや地域の掲示板を利用することで、より多くの人に情報を届けることが可能です。

捨て猫保護に関する注意点と法的知識

捨て猫を保護する際には法的な知識を持っておくことも大切です。

動物愛護法の基本知識

動物愛護管理法は、捨て猫や野良猫に関する行動をガイドする重要な法律です。

  • 捨て猫を含む猫は法律で保護されるべき存在です。動物を捨てる行為は厳しく罰せられます。
  • 保護した猫であっても無責任に放置することは許されません。保護をした方が責任を持って適正飼養を行いましょう。

保護者としての責任

捨て猫を保護する際には、適切なケアと責任感を持つことが求められます。

  • 一時的に保護した場合でも、適切なケアを提供する義務があります。
  • 保護した猫が周囲に危害を加えないよう、管理を徹底しましょう。
  • また、里親に引き渡す際には、必要な医療処置や予防接種が完了していることが望ましいです。

捨て猫保護がもたらす感動の瞬間

捨て猫を保護した多くの方が、人生において大きな感動を得ています。

「捨て猫を保護して良かった」と感じる瞬間は、命を救うという使命感だけでなく、猫が元気になり信頼を寄せてくれる姿を見たときです。

さらに、里親が見つかったときや、新しい生活に猫が馴染む姿を見ると大きな達成感を得られるでしょう。

実際に保護した猫が初めて甘えてきたとき、その瞬間の喜びは言葉にできないほど感動的です。

あなたが捨て猫を保護することで、その小さな命はもちろん、自分自身の心も満たされるでしょう。

捨て猫保護は大変なこともありますが、その一歩が猫とあなたにとって新しい絆を生むきっかけになるはずです!

まとめ

捨て猫を見つけたとき、あなたの行動が猫の命を救う重要な一歩となります。本記事でご紹介した手順を参考に、冷静で優しい対応を心がけてください。そして、もしこの記事を読んで「自分にも何かできることがある」と感じたなら、ぜひ行動に移してみてください。その小さな一歩が、大きな変化を生むかもしれません。

もしあなたが捨て猫の保護に悩んでいる場合、この記事が一つの道しるべとなれば幸いです。その猫にとって、あなたの行動が新たな希望の光になるでしょう。

保護した猫の命を守ることは、未来の幸せな日々への第一歩です。どうか勇気をもって一歩踏み出してください。

いざという時にアドバイスをもらえる保護団体やボランティアの活動を支えるために、信用できる保護団体への支援を検討ください。

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