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2025.11.28
2025.11.28

ふるさと納税の始め方を徹底解説!初心者でも分かる5つのステップ

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「ふるさと納税」という言葉をよく聞くけれど、なんだか難しそうで手を出せずにいませんか。手続きが複雑だったり、損をしてしまったりするのではないかと不安に感じる方も多いかもしれません。しかし、ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすることで、美味しいお肉や果物などの返礼品を受け取れるうえに、税金の控除も受けられる非常にお得な制度です。

この記事では、ふるさと納税の仕組みから具体的な始め方まで、初心者の方にも分かりやすく5つのステップで解説します。この記事を読めば、きっとあなたも安心してふるさと納税を始められるはずです。

この記事を読むと分かること

ふるさと納税とは?まずはお得な仕組みを理解しよう

ふるさと納税を始める前に、まずはその仕組みを正しく理解しておくことが大切です。なぜお得なのか、どのような制度なのかを知ることで、安心して手続きを進められます。

自己負担2,000円で返礼品がもらえる仕組み

ふるさと納税の最大の魅力は、実質的な自己負担額2,000円で、寄付した自治体から地域の特産品などの返礼品がもらえる点にあります。寄付した金額のうち、2,000円を超える部分については、翌年に支払う住民税や所得税から控除(差し引かれる)されます。

例えば、年収500万円の独身の方が40,000円のふるさと納税を行った場合、自己負担額の2,000円を引いた38,000円が税金から控除されます。つまり、実質2,000円で返礼品を受け取れる、非常にお得な仕組みなのです。

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項目説明
寄付金額応援したい自治体に寄付する金額。
自己負担額寄付金額に関わらず、一律で2,000円かかる。
控除額「寄付金額 – 2,000円」が、所得税や住民税から差し引かれる。
返礼品寄付への感謝として自治体から送られる品物。

応援したい自治体を選んで寄付ができる制度

ふるさと納税は、自分が生まれ育った故郷だけでなく、応援したいと思うどの自治体にも寄付することができます。寄付金の使い道を指定できる自治体も多く、例えば「子育て支援」や「環境保護」、「災害復興支援」など、自分の意思を地域の活性化に直接反映が可能です。

返礼品で選ぶだけでなく、こうした地域の取り組みに共感して寄付先を選ぶのも、ふるさと納税の醍醐味の一つと言えるでしょう。

ふるさと納税を始める前に準備する2つのこと

ふるさと納税をスムーズに進めるためには、事前の準備が重要です。特に「控除上限額の確認」と「ふるさと納税サイトへの登録」は、必ず押さえておきたいポイントです。

自分の控除上限額をシミュレーションで確認する

ふるさと納税で税金の控除を受けられる金額には上限があり、これを「控除上限額」と呼びます。年収や家族構成、その他の控除(住宅ローン控除など)の状況によって一人ひとり異なります。 上限額を超えて寄付した分は自己負担となってしまうため、事前に自分の上限額がいくらなのかを把握しておきましょう。

控除上限額は、ふるさと納税サイトにある「控除額シミュレーター」を使えば、簡単におおよその目安を計算できます。年収や家族構成などを入力するだけで、すぐに上限額が分かるので、まずは試してみましょう。

年収独身または共働き夫婦(配偶者に収入なし)
300万円28,000円19,000円
500万円61,000円49,000円
700万円108,000円85,000円

※上記はあくまで目安です。正確な金額はシミュレーターでご確認ください。

ふるさと納税サイトのアカウントを作成する

控除上限額の目安が分かったら、次にふるさと納税サイトに登録しましょう。ふるさとチョイス、さとふる、ふるなび、楽天ふるさと納税など、様々なサイトがあります。サイトごとに扱っている返礼品やキャンペーンが異なるため、いくつか見比べてみるのがおすすめです。

アカウントを作成しておけば、返礼品選びから寄付の申し込み、さらには後の控除手続きまで一元管理できるため、非常に便利です。

初心者でも簡単!ふるさと納税の始め方5ステップ

準備が整ったら、いよいよふるさと納税を始めていきましょう。ここからは、具体的な手順を5つのステップに分けて解説します。

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ステップ1:寄付する自治体と返礼品を選ぶ

ふるさと納税サイトで、自分の控除上限額の範囲内で寄付できる自治体と返礼品を探します。お肉、海産物、フルーツといった人気の食品から、日用品、家電、旅行券まで、多種多様な返礼品があります。ランキングや特集ページを参考にしながら、魅力的な返礼品を見つけてください。

ステップ2:ふるさと納税サイトから寄付を申し込む

返礼品が決まったら、ネットショッピングと同じような感覚で寄付を申し込みます。支払い方法はクレジットカード決済が一般的ですが、コンビニ払いや銀行振込に対応している自治体もあります。寄付金の使い道を選べる場合は、希望の項目を選択しましょう。

ステップ3:返礼品と寄付金受領証明書を受け取る

申し込みが完了すると、後日、選んだ返礼品と「寄付金受領証明書」が自治体から送られてきます。返礼品はすぐに届くものもあれば、旬の時期に合わせて数ヶ月後に届くものもあります。

「寄付金受領証明書」は、税金控除の手続きに必須の重要な書類なので、絶対に紛失しないよう大切に保管してください。

ステップ4:税金控除の手続き方法を確認する

ふるさと納税で税金の控除を受けるためには、必ず申請手続きが必要です。手続き方法は「ワンストップ特例制度」と「確定申告」の2種類があり、どちらを利用するかはご自身の状況によって異なります。次のステップで詳しく解説しますが、自分がどちらに該当するのかをここで確認しておきましょう。

ステップ5:ワンストップ特例制度か確定申告で申請する

最後に、自分に合った方法で税金控除の申請を行います。「ワンストップ特例制度」は手続きが簡単でおすすめですが、条件に合わない場合は「確定申告」が必要です。申請期限を過ぎると控除が受けられなくなるため、忘れずに行いましょう。

佐賀ニャンプロジェクトへのふるさと納税の始め方

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保護猫支援のふるさと納税を始めるには、まず「ふるさとチョイス」などのふるさと納税サイトから佐賀県NPO支援のページにアクセスします。佐賀ニャンプロジェクトを支援先に指定することで、あなたの寄付が直接保護猫の医療費に活用される仕組みです。寄付金額は自由に選択でき、控除上限額内であれば実質2,000円の自己負担で支援に参加できます。

申し込み手続きは、非常にシンプルで、サイト上で寄付金額と返礼品を選択し、必要事項を入力するだけで完了します。返礼品には、佐賀の伝統工芸作家が制作した猫モチーフの陶器やマグカップなど、温かみのある工芸品が用意されています。

支払い方法は、クレジットカードや銀行振込など複数から選択可能です。寄付後は、確定申告またはワンストップ特例制度を利用することで、所得税や住民税の控除が受けられます。初めての方でも安心して始められる、社会貢献と税制優遇を両立できる支援方法となっています。

簡単な手続きで、猫たちの命を守る支援者になれます。あなたの優しさが、保護猫たちの未来を変える一歩となるのです。

▶ピースニャンコ|佐賀ニャンプロジェクト
▶ふるさとチョイス【ピースニャンコ】猫たちの命を救う――佐賀ニャンプロジェクト

ふるさと納税の控除手続きには2つの方法があります。会社員の方の多くは簡単な「ワンストップ特例制度」を利用できますが、条件によっては「確定申告」が必要です。それぞれの違いを理解し、自分に合った方法を選びましょう。

ワンストップ特例制度の対象者と申請方法

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ワンストップ特例制度は、確定申告をせずにふるさと納税の控除申請ができる便利な制度です。 以下の2つの条件を両方満たす方が対象となります。

  1. もともと確定申告をする必要がない給与所得者(会社員など)であること。
  2. 1年間(1月1日~12月31日)のふるさと納税の寄付先が5自治体以内であること。

申請方法は、ふるさと納税を申し込む際に「ワンストップ特例制度の利用を希望する」にチェックを入れ、送られてくる申請書に必要事項を記入し、本人確認書類のコピーと一緒に寄付先の自治体へ郵送するだけです。申請の期限は、寄付した翌年の1月10日必着です。

確定申告が必要なケースと手続きの流れ

ワンストップ特例制度の対象ではない方、例えば個人事業主の方や、年間の寄付先が6自治体以上になった方は、確定申告が必要です。 また、医療費控除や住宅ローン控除の初年度などで確定申告をする方も、ふるさと納税の控除を合わせて申告する必要があります。

確定申告は、寄付した翌年の2月16日から3月15日の間に行います。保管しておいた「寄付金受領証明書」を添付して、税務署に申告書類を提出します。最近では、国税庁のウェブサイト「e-Tax」を利用してオンラインで申告することも可能です。

手続き方法対象者申請先申請期限
ワンストップ特例制度会社員などで、寄付先が5自治体以内の方寄付先の各自治体翌年1月10日必着
確定申告個人事業主、寄付先が6自治体以上の方など住所地を管轄する税務署翌年3月15日頃

ふるさと納税を始める上での注意点

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お得なふるさと納税ですが、いくつか注意すべき点があります。これらを知らずにいると、思ったように控除が受けられない可能性もあるため、しっかり確認しておきましょう。

控除上限額を超えた寄付は自己負担になる

最も注意すべき点は、控除上限額を超えて寄付をしないことです。事前にシミュレーションした上限額を超えた分の金額は、税金から控除されず、純粋な自己負担となってしまいます。お得感を最大限に享受するためにも、必ず上限額の範囲内で寄付を行いましょう。

寄付者の名義と控除を受ける人は同一にする

ふるさと納税の申し込みを行う人と、実際に税金の控除を受ける人(納税者)の名義は、必ず同一でなければなりません。例えば、妻が夫(納税者)名義のクレジットカードで支払う場合、ふるさと納税サイトの申込者名義も夫にする必要があります。名義が異なると、税金の控除が受けられなくなる可能性があるため、十分に注意してください。

手続きを忘れると税金控除が受けられない

ふるさと納税は、寄付をしただけで自動的に税金が控除されるわけではありません。ワンストップ特例制度の申請、あるいは確定申告のいずれかの手続きを必ず行う必要があります。期限内に行わなかった場合、税金の控除は一切受けられず、単に高額な寄付をしただけになってしまうので、絶対に忘れないようにしましょう。

ふるさと納税に関するよくある質問

ここでは、ふるさと納税を始めるにあたって多くの方が疑問に思う点についてお答えします。

いつから始めるのがおすすめですか?

ふるさと納税は1年を通じていつでも申し込むことができます。ただし、その年の税金控除の対象となるのは、1月1日から12月31日までに行った寄付です。年末は駆け込みで申し込みが集中し、人気の返礼品が品切れになることもあるため、少し余裕を持って10月頃から検討を始め、11月中には申し込みを済ませておくと安心です。

複数の自治体に寄付はできますか?

はい、複数の自治体に寄付をすることは可能です。寄付する自治体の数に上限はありません。年間の寄付総額が控除上限額の範囲内であれば、自己負担額は2,000円のままです。 ただし、ワンストップ特例制度を利用する場合は、寄付先を5自治体以内にする必要がある点に注意してください。

まとめ

ふるさと納税の始め方について、仕組みの理解から具体的な5つのステップ、注意点まで詳しく解説しました。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、手順通りに進めれば誰でも簡単にお得な制度を活用できます。まずはご自身の控除上限額を調べて、魅力的な返礼品を探すことから始めてみてはいかがでしょうか。

佐賀ニャンプロジェクトへのふるさと納税は、初めての方でもスムーズに始められます。プロジェクトの詳しい活動内容や寄付金の使い道、これまでの支援実績などを確認することで、安心して寄付を申し込むことができます。猫たちを救う第一歩を踏み出すために、まずは詳細ページで具体的な支援の仕組みをご確認ください。

▶ピースニャンコ|佐賀ニャンプロジェクト
▶ふるさとチョイス【ピースニャンコ】猫たちの命を救う――佐賀ニャンプロジェクト

【参照】
総務省|全額(※)控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安 (※) 2,000円を除く
総務省|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について
総務省|ふるさと納税ワンストップ特例の取扱いについて
国税庁|ふるさと納税をされた方へ|令和6年分 確定申告特集

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