保護猫ってどんな猫?
2025.06.04
2025.06.04

ずっと一緒にいたいのに。

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動物を飼うことは、その命を預かるということ、その生涯にわたって責任を持つということです。

今回は「長年連れ添った猫を引き取ってもらいたい」という依頼を受けた、ピースニャンコのチームメンバー「西東京市地域猫の会」に密着した動画をご紹介します。

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依頼者は「本当はずっと一緒に暮らしたい。だけど家を売って引っ越しせざるを得ない。家族に頼むこともできない。」という状況にあるご高齢の方でした。

依頼者宅を訪問すると、今まで家の中で自由に暮らしていた猫たち、“りんたろう”君と“うめじろう”君はそれぞれケージに入れられ、見知らぬ人たちの訪問やいつもとは違う雰囲気にどこか不安そうな様子です。

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「寝床もごはんもある猫たちが飼い主に手放されるのは大変悲しい。もう少し頑張ってもらえたらと思う一方、どうすることも出来なくなり、置いて出て行ってしまったり、逃がしてしまったりする方が猫たちにとって悲惨な結果になってしまう」と2匹を保護したチームメンバーは話します。

保護されて過ごす初めての夜に不安を感じたのか、翌朝2匹は寄り添っていました。

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通院歴を確認したところ、猫たちは病院にかかっていないことが分かりました。これから新しい家族を探すにあたって、猫たちは病院でワクチン接種、血液検査を行い、爪も切ってもらいました。

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2匹のうち、“うめじろう”君は去勢をしていなかったため、手術となりました。
検査の結果、2匹は特に異状ないことも分かり、手術を頑張った“うめじろう”君も元気に回復しています。

2匹の新しい家族探しに向けて、これから準備が始まります。
この様子をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ動画をご覧ください。

⇒ ピースニャンコTV(21分08秒)

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『里親と「新しい家族」という言葉について

日本では長年、保護猫を引き取る飼い主さんのことを『里親』と称してきました。それは、家庭環境に恵まれない子どもを養護する里親制度と、「引き取って育てる」という点において類似していることが理由と考えられます。

一方で、人間の子どもを引き取り養育している親や子ども自身(児童福祉法に基づく『里親』・『里子』)が、犬猫の譲渡に『里親』という呼称を用いると「動物扱いされているような印象を受け、心を傷つける」という指摘も存在します。

ピースニャンコでは、保護猫を家族の一員として迎えてくださる飼い主さんのことを『新しい家族』と呼んでいます。本記事においては、保護猫を家族に迎えようと検討している方の多くが『猫 里親』と検索していることから、保護猫の譲渡について正しい理解を広めるために、『里親』という呼称を使っております。ご理解を賜れますと幸いです。


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